スタンフォード大学が「Stanford Online」で無料オンラインコースを拡充

Stanford Online

米スタンフォード大学は、無料で質の高い学習リソースを提供するオンラインプラットフォーム「Stanford Online」を運営しています。世界中の誰もが知識習得から取り残されることがないよう「教育の民主化」を目指した取り組みです。

無料コンテンツとしては、専門家による最新の研究や実践的な知見を学べる「オンデマンドウェビナー」やさまざまな分野のトピックに関する「深掘り記事」、特定のテーマに焦点を当てた「電子書籍タイプの学習資料」などがあります。これらのコンテンツは、人工知能(AI)、イノベーションと起業、教育、工学など、幅広い分野をカバーしており学習者の興味やニーズに応じて選択できます。

アクセスの容易な「Stanford Online」の無料コンテンツは、自分のペースに合わせた柔軟な学習を支援します。最新の研究成果や実践的な知識など多様なトピック、専門家による指導などを含んでおり、学習者は自分の興味、キャリア、目標に合わせて、効率的に知識を深めることができます。

なお2025年5月時点では、「健康と医療」「教育」「エンジニアリング」「芸術と人文科学」などを学べる無料オンラインコースも用意されています。具体的には、以下のようなコースが用意されていました。

スタンフォード大学_無料オンライン講座

「存在感のあるコミュニケーション」
「デジタルトランスフォーメーションプログラムレビュー」
「ジェンダースペクトラム全体の健康」
「医療従事者のためのアンチ・ドーピング教育」
「幼児の発達遅延の特定と対応」

他にもコースは多数用意されています。コースはいずれも「100%オンライン」かつユーザーのリクエストに応じてサービスや情報が提供される「オンデマンド方式」です。興味のある方は、公式サイトから自身に合った学習リソースやコンテンツを検索してみてください。

(EDICURIA編集部)